皆さんにとって身近なカーテンやシェード、さらには最近よく見かけるロールスクリーンやブラインド、こうした窓まわり品を使用するだけでも、省エネにつながることはご存じでしょうか?
たとえば「カーテン」。ひとくちに「カーテン」と言っても、素材や厚みなど種類はさまざまで、その使い方(吊り方)によっても省エネ効果は変わってきます。
ここではその一例をご紹介します。
・ 厚手の生地、しっかりとした織りで目の詰まったもの。このようなカーテンほど省エネ効果が高くなります。
・ 室内温度の上昇を抑える機能を持つレースカーテン(遮熱カーテンなど)。
遮熱による省エネ効果は主に夏場に発揮されますが、冬場でも多少の効果は期待できます。
遮熱カーテンのひとつを以下にご紹介します。
カーテンによる窓の覆い方も省エネには大きなポイントです。
窓ガラスの部分だけを覆うよりも、天井近くから床まで垂らす方が効果的です。
また、一重吊りよりも、ドレープとレースの二重吊りの方が省エネ効果は高くなります。
カーテンのヒダをたっぷりとると、窓ガラスと室内との間にできる空気の層が厚くなるため、外気の熱が伝わりにくくなります。
厚手(ドレープ)カーテンに「裏地」を付けることで、外気の熱がより伝わりにくくなり、省エネ効果が高まります。
表地ではデザイン性の高いドレープ生地を使用し、裏地には遮光性のある生地を付けることで、デザイン性、機能性の両方を兼ね備えたカーテンとすることができます。